>京都 いけばな教室 嵯峨御流 インフォメーション

2011.06.28

Renrin’s 16

「文人華」

「雨奇晴好」
長雨のひと時の晴れ間の清々しい景色を意味しています。

松尾芭蕉の『奥の細道』(象潟)に記されている内容
-雨も降っているので景色もぼんやり曇って、鳥海山の姿も隠れてしまった。
暗闇の中をあてずっぽうに進む。「雨もまた趣深いものだ」
と中国の詩の文句を意識して、雨が上がったらさぞ晴れ渡ってキレイだろう(現代語訳)-

からの触発を受けてのものです。

中国の詩とは、蘇軾(蘇東破)の「飲湖上初晴後雨」を引用しています。

これらの文献から寓意の花が「額紫陽花、枝垂柳」です。
まさに、日本の文化、日本人の気質ですね。
花器は古い物にはちがいないのですが「成化年製」と記されています。はて、偽物?

清漣

2011.06.27

未生の流れ

嵯峨御流と流名。
実はこの名前になったのは昭和50年代。
だからまだまだ認識されてないのも事実です。

ではその前は…生花は未生御流、盛花と瓶花は嵯峨流、荘厳華は嵯峨荘厳華、
同じ流でありながら名前が複数あったんです。嵯峨未生流と呼ばれたりもしました。
そこでややこしいので、嵯峨御流に統一されたんです。

未生流の二代、未生斎廣甫が大覚寺に華務職として入ったところから、未生系の生花
が当流にも伝わりました。私が思うのは…その花を先輩先生方が研究に研究を重ね、
当流独特の美しさとして磨ぎだしてきたこと。

そんな歴史と多くの先生の思いの中に成り立つ当流を前にするとき、
もっと正しく伝えねばと、私自身衿を正すのです。

將甫

佛教四条センターに、盛花・飾成体をいけました。
いけていると、受講生の方々から声をかけられたりします。
花の名前を聞かれたり、いつも楽しみにしていますと励まされたり…
心掛けているのは、季節感。
その季節、ちょっと先の季節を感じてもらえるように。

四条烏丸に行かれたら立ち寄ってみてくださいね。

將甫

2011.06.23

7月の稽古日程

=京都教室= 2011年7月分

【日にち】
07日(木)     09日(土)
14日(木)    
21日(木)
          30日(土)     

【時間】
11:00~14:00
14:00~17:00
17:00~21:00

よろしくお願いします。

將甫

2011.06.19

誓願寺 4

梅雨に入りジメジメした日が続きます。
こんな気候も体調崩しやすいです。
私も先週は風邪を引き、ダウンしておりました(;・∀・)
みなさんご自愛くださいね。

誓願寺さんの玄関にこの季節の花、紫陽花(アジサイ)を生けました。

枝は水木、微かに見えるピンクの花は撫子です。
アジサイにはやはり今の雨がよく似合います。

將甫

2011.06.10

金波樓 6

震災、原発の影響から減った京都の外国人観光客。
それも最近では少しづつではあるものの、戻ってきているように感じます。

また修学旅行生もたくさん訪れ各地賑わっているようです。
あと一ヶ月もすれば祇園祭。またあの暑い夏が来るんですよね。
どうぞ災害なく、天地和順してくださいと願わずにはおれません。

金波樓さんのロビーに、夏を感じるお花をいけました。

將甫